新築一戸建てを購入する時の代表的な注意点3つを詳しく解説
新築一戸建ての購入は、多くの方にとって一生に一度の買い物となるでしょう。
そして誰もが、新築一戸建てを購入する際は、失敗したくないと思っているのではないでしょうか。
後悔しないためにも、建物・物件・周辺環境の3点に関する注意点を知っておくことが重要です。
この記事では、新築一戸建て購入時の注意点を3つに分けて解説しています。
新築一戸建て購入時の建物に関する注意点とは
建物をチェックする際に特に注意すべき点は、部屋数・家事動線・家具設置スペースの有無です。
新築一戸建て購入時は、部屋数が多いと感じることもあります。
しかし、将来的に家族や子どもが増える可能性も考えて、ライフプランに合った部屋数があるのか確認しましょう。
また、効率的な動線で毎日の家事をこなせることが理想です。
洗濯物の干しやすさ、キッチンやお風呂の通りやすさなどに注意しましょう。
ソファーやテーブルなどの大型家具を置くスペースにも注意が必要です。
2階に家具を置く場合、階段が狭いとベランダから吊り上げての搬入になります。
吊り上げての搬入は、作業に数万円の費用がかかるため、大型家具を置きたい場合は搬入スペースの確認も忘れずにおこないましょう。
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新築一戸建て購入時の物件に関する注意点とは
物件に関する注意点は、前面道路の幅・越境の確認・共有地の有無です。
前面道路の道幅と、大きな道路に出るまでの経路の確認が必要です。
道幅が狭いと車で通りにくく、交通量が多いと出し入れしにくいこともあります。
次に、近隣の土地へ塀の一部などが越境していないか、反対に近隣からの越境がないかを確認してください。
夏場に敷地内へ草木が伸びてくるといった事例もあります。
他人の土地の木を勝手に切ることはできないため、隣が空き家のようであれば事前に不動産会社へ確認して草木を切る許可をもらいましょう。
また、前面道路の幅が狭いと、敷地の一部を共有地にして公道として使わなければならないことがあります。
共有地にはゴミ箱や物など私物を置けないため、その有無も確認しておくと良いでしょう。
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新築一戸建て購入時の周辺環境に関する注意点とは
周辺環境で注意すべき点は、最寄り駅・地盤のチェック・周辺施設です。
最寄り駅まで歩いて何分かかるのか把握しましょう。
通勤などで駅を利用する場合、電車の運行状況や会社までの所要時間も確認しておくと、実際に住んだときのイメージが湧きます。
また、地盤が悪いと、地震などの災害時のリスクが高まります。
役所のホームページで土地の利用状況を確認し、気になった場合は図書館で過去の地図などを見るのもおすすめです。
詳しく知りたい場合は、専門家に地盤調査を依頼しましょう。
そして、生活に欠かせないスーパーマーケットやコンビニまでの距離も大切です。
日々利用するお店は近いほうが便利です。
病院や公共施設の有無も確認し、生活しやすい環境か見極めましょう。
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