土地を売るタイミングの見極め方とは?所有期間や地価動向についても解説!
土地は売るタイミングしだいで売却価格に大きな差が出ることもあるため、慎重に見極める必要があります。
しかし実際には、どうやってタイミングを見極めたら良いのかわからない方も多いのではないでしょうか。
今回は、所有期間や地価動向に基づく土地売却のタイミングや、売却時の注意点を解説します。
土地を売るタイミングを所有期間から見極める方法
土地は所有期間によって税率が大きく変わるため、できるだけ税率が低いタイミングで売却するのがおすすめです。
土地を売却して利益が出ると、譲渡所得税とよばれる税金が発生します。
土地の所有期間が5年を超えている「長期譲渡所得」の場合、税率は所得税が15%、住民税が5%です。
一方、所有期間が5年以下である「短期譲渡所得」の場合は、所得税が30%、住民税が9%課せられます。
計算してみると、長期譲渡所得と短期譲渡所得では税額に倍近い差が出ることになるのです。
また、10年超所有する居住用不動産についてはさらに税率が軽減されることになるため、確認しておくと良いでしょう。
土地を売るタイミングを地価動向から見極める方法
土地を売るタイミングは所有期間だけでなく、地価動向や経済指標から見極めることも可能です。
景気が悪くなると収入が減って土地を購入する方が少なくなりますが、現金が必要になって土地を売る方は増えます。
需要と供給のバランスが崩れ、地価は下落していく一方です。
新型コロナウイルス感染症の影響により、今後は地価が下がっていく可能性が高いとされています。
過去にもリーマンショックやバブル崩壊による経済危機を迎えたことがありましたが、景気回復後も地価の下落は続きました。
今回も低迷が続くことが予想されるため、土地の売却に迷われている方は早めに決断することをおすすめします。
土地を売るタイミングで確認しておきたい注意点とは?
最適なタイミングを見極められたとしても、いざ土地を売るときになって名義変更をしていないことに気づき、タイミングを逃してしまうケースも少なくありません。
土地売却は名義人がおこなう必要があるため、相続した土地の名義変更をおこなっていない場合の売却は不可能です。
そのため、まずは相続登記をして名義を変更しなければなりません。
さまざまな書類が必要になるため、早めに準備をして手続きの流れを確認しておくことが大切です。
まとめ
土地を売る際には所有期間や地価動向などを基にして、最適なタイミングを見極める必要があります。
売却に備えて土地の名義変更手続きをおこなっておかなければならないため、手続きの流れをチェックしておくと良いでしょう。
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