分譲マンションを売る方が続出している理由とは?売却の注意点も解説

分譲マンションを売る方が続出している理由とは?売却の注意点も解説

多くの方がずっと住み続けることを前提として分譲マンションを購入しています。
しかし、近年では分譲マンションを売る方が続出していることも事実です。
今回は分譲マンションを売る方が続出している理由や、売却を決断するポイント、そして分譲マンションを売却する場合の注意点について解説します。

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分譲マンションを売る方が続出している理由とは

分譲マンションを売る方は新型コロナウイルスの影響により減少していましたが、近年では増加に転じ、売却例が続出しています。
売る方が続出している理由として見過ごせないのは、マンション価格の高騰です。
新築マンションの価格は首都圏を中心に跳ね上がり、新築の購入が難しい方が中古マンションに目を向けるようになりました。
結果として中古マンションの需要が高まり、高値での売却を見込み、ここを売り時と見て手放す方が増えています。
また、修繕積立金が上がる前に分譲マンションを売る方も多く、とくに2012年頃に購入された物件が市場に出回るケースが多いです。
さらに、在宅ワークの普及で働き方が多様化し、より広い住まいや場所を選ばないライフスタイルを求める方が増え、住宅ニーズの拡大が発生したことも分譲マンションを売る方が続出する理由になっています。

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分譲マンションを売却するポイント

分譲マンションを効果的に売るために重要なのは、売却の時期を正確に見極めることです。
新生活に合わせて引っ越す方が多い2月から3月、転勤シーズンの9月から10月は不動産が活発に取引されるため、売却の時期として適しています。
大規模修繕後の分譲マンションは価値が上がるため、大規模修繕の完了を待ってから売り出すのも良いでしょう。
また、近隣に似たような築年数や規模、間取りの競合物件がないかどうかも確認しましょう。
競合物件と売却時期が重なると、価格競争に巻き込まれ、思わぬ値下げを迫られるおそれがあります。

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分譲マンションを売却する場合の注意点について

分譲マンションを売却する場合の注意点は、リフォームをむやみにおこなわないことです。
新たな所有者が自分好みにリフォーム・リノベーションしたいと考えている場合、すでにリフォームが完了している物件は避けられる可能性が高くなります。
また、売却後のトラブルを避けるために、不具合や瑕疵は必ず報告しましょう。
瑕疵を隠して売却すると、契約不適合責任により賠償責任を問われるリスクがあります。
分譲マンションを売る方が続出している背景もあるため、先述したように、同じマンションの部屋が競合物件として販売されていないかどうかも確認しましょう。

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分譲マンションを売る方が続出している理由とは

まとめ

中古マンションの価格高騰などが理由で、近年では分譲マンションを売る方が続出しています。
分譲マンションの売却で得をするためのポイントは、売却時期を見極めることや、競合物件との同時売却を避けることなどです。
売却時の注意点としては、リフォームをむやみにおこなわないこと、瑕疵を必ず報告することなどを挙げられます。
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