住宅ローン完済時の平均年齢は何歳?返済時期の考え方も解説

住宅ローン完済時の平均年齢は何歳?返済時期の考え方も解説

住宅ローンを契約するときは、数千万円単位の金額を借り入れるため、支払いは20年~30年程度の長期間におよびます。
住宅ローンを完済するときの年齢が何歳になっているのかが気になり、家の購入を躊躇している方もいるかもしれません。
今回は住宅ローンの完済時の平均年齢は何歳なのか、完済時期の考え方などについて解説します。

カドヤ不動産へのお問い合わせはこちら


住宅ローンの完済時の平均年齢とは

結論から申し上げますと、「2022年度フラット35利用者調査」によると、住宅ローン完済時の平均年齢は73歳~78歳です。
なお、平均的な借入期間は32.6年であり、住宅ローン契約者の平均年齢が42.8歳であることを考慮すると、この2つのデータを合わせた完済時の年齢は75.4歳となります。
なお、完済までの期間は10年超15年以下の割合が高く、住宅ローンの借り換えや繰り上げ返済により、前倒しで住宅ローンを完済するケースが多いです。

▼この記事も読まれています
独身女性がマンションを購入する際のポイントとは?資金計画についても解説!

住宅ローンの返済時期の考え方について

住宅ローンの金利タイプは「変動金利」と「固定金利」に分かれており、選択する金利タイプに応じて金利が変わります。
変動金利には金利上昇のリスクがありますが、低金利政策が続く現時点では元本が減りやすく、返済時期を前倒しが可能との考え方もできるでしょう。
リタイア後は多くの方が年金や貯蓄を切り崩しながら生活することになるため、安定収入を得られているうちに住宅ローンを完済するのが望ましいです。
完済時の年齢が65歳を超える場合など、定年後も返済が続く場合は、繰り上げ返済も視野に入れながら、できるだけ早期の完済を心がけましょう。

▼この記事も読まれています
新築一戸建てを購入する時の代表的な注意点3つを詳しく解説

住宅ローンをリタイア前に完済するなら月々いくらの返済が必要か

住宅ローンの借入額を3,000万円として、65歳のリタイア前までに住宅ローンを完済する場合、月々いくらの返済が必要かシミュレーションします。
まず30歳で年収400万円、自己資金600万円、返済期間35年間、金利は2.3%と想定した場合、月々の支払い額は83,248円です。
次に40歳で年収500万円、自己資金600万円、返済期間25年間、金利は2.3%と想定すると、月々の返済額は105,267円になります。

▼この記事も読まれています
ZEH住宅とは?そのメリットと購入時に利用できる補助金制度をご紹介

住宅ローンをリタイア前に完済するなら月々いくらの返済が必要か

まとめ

フラット35利用者の統計によると、住宅ローン完済時の平均年齢は73歳~78歳です。
安定収入を得られているうちに返済を終えるといった考え方で住宅ローンを組むと、老後の生活に苦労しにくいでしょう。
なお、30歳でリタイア前に3,000万円の住宅ローンを完済したい場合、月々の支払い額は83,248円になります。
賃貸・売買など大森・大田区の不動産のことなら株式会社カドヤ不動産がサポートいたします。
売買物件や賃貸物件をお探しの方、お部屋を貸したいオーナー様、老後の資産運用、相続に関するお問合せも、お気軽にご相談ください。

カドヤ不動産へのお問い合わせはこちら