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避難はしごの種類とは?賃貸物件の設置基準や使い方についても解説

避難はしごの種類とは?賃貸物件の設置基準や使い方についても解説

災害や防犯の観点からも、賃貸物件を借りる際に部屋に避難はしごが設置されているか気になるポイントです。
万が一のためにも部屋に避難はしごがあると安心です。
ここでは避難はしごの種類について、また賃貸物件の設置基準や使い方にも触れているので参考になさってください。

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賃貸物件に向いている避難はしごの種類

一般的に、賃貸物件には避難はしごが設置されていますが、はしごの種類にも固定タイプや立てかけ式・吊り下げ式などいろいろな種類があります。
それぞれの特徴や使い方を知っておかないと万が一のときに慌ててしまうので注意しましょう。
固定式とは、取り付ける際に建物に固定するタイプの避難はしごです。
場合によっては伸縮式となっているものもあります。
立てかけ式はその名のとおり立てかけて使用するもので、通常は収納されていますが、万が一の場合に持ち出して立てかけて使用するタイプとなっています。
つり下げ式は上の階から下の階へ吊り下げて使用するものです。
折りたたみのものや伸縮タイプ・ワイヤーロープ・チェーン式などの種類があり、賃貸物件に多いのがこのタイプです。

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賃貸物件の避難はしごの設置基準

避難はしごの賃貸物件における設置基準は、消防法施行令第25条第1項第1号〜5号までに定められています。
設置基準は収容人員と建物用途によって定められており、収容人員10人以上の3階以上の階や収容人員 30人以上の地階および2階以上などには設置が必要です。
ただし、設置免除項目も設けられています。
共同住宅・アパートなど(令別表第1 5ロ)では、収容人員が30人未満の場合に設置義務がなく、30人以上で避難はしご等の設置が必要です。
また、バルコニーを経由した二方向避難が確保された階については避難はしごの設置が免除されています。

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賃貸物件に設置されている避難はしごの使い方

多くの賃貸物件に設置されているハッチ式の避難はしごの使い方は、4ステップでOKです。
まず、ハッチの蓋を開け、蓋をしっかりと固定しましょう。
はしごを下に落とし、そのはしごを用いて下の階に降りてください。
さらに下に降りる際も同様におこない、地上へと避難しましょう。
はしごには表裏がありますが、必ず表側を用いて避難してください。
また、ハッチ部分には日頃から物を置かないようにしましょう。

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賃貸物件に向いている避難はしごの種類

まとめ

避難はしごには固定式や立てかけ式・吊り下げ式などの種類がありますが、賃貸物件では多くの場合ハッチタイプが多いようです。
設置基準は消防法により収容人員や建物の用途によって細かく定められています。
使用方法は4ステップで完了なのですが、万が一のためにも日頃からハッチの上には物を置かないようにしましょう。
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