住宅ローンのボーナス払いとは?メリットやデメリットも解説

住宅ローンのボーナス払いとは?メリットやデメリットも解説

マイホームの購入を検討している方は、住宅ローンを組む場合にボーナス払いを利用しようか迷っていませんか?
住宅ローンのボーナス払いにどのようなメリットとデメリットがあるのか明確にしておくと、住宅ローンの支払い方を迷わず決定できます。
そこで今回は、住宅ローンのボーナス払いの仕組みや、利用するメリット・デメリット、ボーナス払いで押さえておきたいポイントを解説します。

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住宅ローンのボーナス払いの仕組み

住宅ローンのボーナス払いの仕組みは、ボーナスが出た月のみ、返済額が毎月の支払額に増額されるようになっています。
3,000万円の住宅ローンのうち、400万円分をボーナス払い(35年/固定金利1.300%)で契約した場合を例に解説してみましょう。
この場合、毎月の返済額は65,226円ですが、ボーナス月は71,303円が追加されるので、年2回は136,529円を返済します。
ボーナス払いを利用しなかった場合は毎月の返済額が88,944円なので、毎月の返済額を抑えられる点が大きな違いです。
また、ボーナス払いの割合は最大50%あたりまで設定でき、割合を増やすほど毎月の返済額を抑えられます。

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住宅ローンのボーナス払いを利用するメリットとデメリット

ボーナス払いありで住宅ローンを契約すると、月々の返済額を安くできる点がメリットです。
そのため、毎月の支出を少しでも抑えたい方は、ボーナス払いを利用すると月々の返済額を減額できます。
ただし、ボーナス払いを利用すると元本の減りが遅くなるので、返済総額が通常時より増えてしまう点がデメリットです。
また、ボーナスが支給されないとボーナス月の返済が厳しくなる点もデメリットといえます。
ボーナスの支給は法律でなく、企業と労働者の間で締結している労働契約や賃金規定などで決められています。
給料のように定額が支払われるものではなく、経営状況によってはボーナスの支給がなくなる可能性もある点を把握しておきましょう。

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住宅ローンのボーナス払いで押さえておくポイント

住宅ローンのボーナス払いを契約する前に、今後もボーナスが支給されるか、支給されなくなった場合も同額を返済できるか考えておきましょう。
ボーナスの支給があいまいだったり、ボーナスがないと支払いが厳しい場合は、ボーナス払いを選択しないほうが無難です。
また、ボーナスを住宅ローンの支払いに充てても貯金をできるかもポイントといえます。
住宅ローンも大きな支払いですが、教育費用や医療費など、ほかにも大きな支払いは続きます。
貯金がないとライフイベントへの対応が難しいので、ボーナス払いによって貯金ができなくなる場合は、利用をおすすめしません。
ボーナス払いが厳しい場合は、一部繰り上げ返済の利用を検討してみましょう。

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住宅ローンのボーナス払いの仕組み

まとめ

住宅ローンのボーナス払いを利用すると、月々の返済額を安く抑えられます。
ただし、返済総額が通常時より高くなってしまう点や、ボーナスが支給されないと支払いが厳しい点など、デメリットもあります。
住宅ローンのボーナス払いを利用する場合は、ボーナスが今後も支給されるか、貯金はできるかなどを考え、問題ないと判断してから契約しましょう。
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