相場よりも賃貸物件の家賃が安い3つの理由を解説!
賃貸物件を借りる際にもっとも気になるのは、やはり家賃ではないでしょうか。
しかし周辺相場よりも安い家賃を設定している賃貸物件を見つけたときに、何か裏があるのではないかと不安に感じる方も多いでしょう。
そこで今回は、賃貸物件の家賃が周辺相場よりも安く設定されている理由について解説します。
家賃が安い賃貸物件の理由
立地条件が良いにも関わらず、周辺よりも家賃が安い賃貸物件には何かしらの理由が存在しています。
たとえば、マンションタイプの賃貸物件の場合は高層階よりも低層階のほうが日当たりや風通しが悪く、入居者を集めるためにあえて家賃を安く設定しているケースがあります。
また、幹線道路や線路沿いに位置している賃貸物件は自動車や電車の騒音が部屋に響きやすく、日常生活や睡眠などに支障をきたしてしまうことも少なくありません。
この場合は相場どおりの家賃では入居者が集まらないため、家賃を安く設定しているというわけです。
一方、築年数が古く、取り壊し予定のある賃貸物件を借りても一定期間後に出ていかなければならないことから、解体までの期間限定で家賃を下げて貸し出すケースもあります。
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家賃が安い賃貸物件は事故物件?
事故物件とは、居室内で起こった事故や事件などによって人が亡くなっている物件のことです。
事故物件だからといって必ずしも家賃を下げなければならないわけではありませんが、人が亡くなった部屋には住みたくないと考える方は多いため、相場よりも割安な家賃が設定される傾向にあります。
なお、賃貸物件が事故物件の場合は物件情報に「告知事項あり」と記載されています。
事故物件を借りる際には重要事項として事件や事故があったことを伝えなければならないと定められているため、事故物件であることを知らずに借りてしまうことは防げるでしょう。
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引っ越しの時期によって賃貸物件の家賃が安い可能性がある?
じつは賃貸物件の家賃は1年中一定というわけではありません。
とくに人の移動が多い春先は新居への引っ越しをする方が多いため、需要に応じて家賃も比較的高めに設定されます。
一方、人の移動が少ない夏場は空室が生まれやすく、入居者を集めるために家賃を下げることがあります。
引っ越しシーズンか否かで家賃は変動する傾向にあるため、少しでも家賃を抑えたいと考えているのであれば、あえて夏の時期を狙って新居を探してはいかがでしょうか。
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