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不動産を売却する際に知っておくべき媒介契約の選び方をご紹介

不動産を売却する際に知っておくべき媒介契約の選び方をご紹介

不動産を売却する際、不動産会社に仲介を依頼するのが一般的です。
そこで知っておくべき「媒介契約」とはなにか、どれを選ぶべきかをご紹介いたします。

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不動産を売却する際の媒介契約:媒介契約とは

媒介契約とは、不動産売却の仲介を不動産会社に依頼する際、売主と不動産会社の間で締結する契約です。
媒介契約には、専属専任媒介契約、専任媒介契約、一般媒介契約の3つがあり、とくに押さえるべきポイントは以下の4つです。

●複数の不動産会社と契約できるか
●売主が買主と直接取引ができるか
●レインズ(不動産流通機構が運営する不動産情報交換のためのネットワークシステム)への登録義務
●売主への販売状況の報告頻度


ポイントをふまえ、それぞれの特徴をご説明します。

専属専任媒介契約の特徴


●不動産会社1社のみと契約
●売主が買主を見つけても、不動産会社を仲介する
●契約から5日以内にレインズへ登録
●1週間に1回以上販売状況を報告

専任媒介契約の特徴


●不動産会社1社のみと契約
●売主が買主と直接取引ができる
●契約から7日以内にレインズへ登録
●2週間に1回以上販売状況を報告

一般媒介契約の特徴


●複数の不動産会社に契約可能
●売主が買主と直接取引ができる
●レインズへの登録は任意
●販売状況の報告義務はなし

不動産を売却する際の媒介契約:メリット・デメリット

専属専任媒介契約

メリットとして、不動産会社が積極的に販売活動をすることが期待できます。
売主と不動産会社に信頼関係が構築でき、積極的な販売活動をすることが不動産会社の売り上げにもつながるためです。
また、販売状況の報告頻度も多く、売主が販売状況を把握しやすいです。
デメリットとして、売主が買主を見つけても不動産会社を介すため、仲介手数料を支払うことになります。

専任媒介契約

メリットとして、専属専任媒介契約と同様に積極的な販売活動が期待できます。
また、売主が買主と直接取引をすることが可能となります。
デメリットとして、販売状況の報告頻度は専属専任媒介契約よりやや少なめになります。

一般媒介契約

メリットとして、複数の不動産会社と契約ができ、不動産会社選びで失敗しづらく、うまくいけば不動産会社間での競争意識から販売活動が活発化します。
デメリットとして、不動産会社が、自社で売却できるとは限らないため、積極的に販売活動をしない場合もでてきます。
また、複数の不動産会社との連携が必要で対応や管理が手間です。

不動産売却をする際の媒介契約:選び方のポイント、注意点

不動産に人気がない、知識がないなどで、不動産会社にお任せして確実に売りたいという場合は、専属専任媒介契約や専任媒介契約がおすすめです。
他方、不動産の購入希望者が多く見込まれ、いろいろ検討したい場合は一般媒介契約がおすすめです。
ただし、一般媒介契約には、いくつか注意点があります。
複数の不動産会社が同時に内見しないよう時間の調整や、不動産会社間で広告の内容に統一感を持たせることにも気を付けましょう。

不動産売却をする際の媒介契約:選び方のポイント、注意点

まとめ

媒介契約には専属専任媒介契約、専任媒介契約、一般媒介契約の3つがあります。
不動産会社にお任せしたいか、自分でも買主を見つけたいか、それぞれの特徴や注意点も考慮して、自分に合うものを選びましょう。
私たちカドヤ不動産は東京都大田区大森、蒲田、池上を中心に多数の売買物件、賃貸物件を取り扱っております。
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