事業用不動産の購入で失敗しないために把握しておきたいポイントとは
事業用の不動産を買いたいと思っていても、もしも失敗したら…と思うとなかなか実行に移せない方もいることでしょう。
住宅と異なり事業用の不動産では、利益や税金についても考えておかなければなりません。
こちらの記事では、事業用不動産を購入する際の流れやメリット・デメリットなど、事前に把握しておきたいポイントを解説します。
事業用不動産を購入するときの一般的な流れとは
事業用不動産を購入する流れは通常の不動産購入と変わりませんが、最初に収支計画を作成する必要があります。
失敗しない不動産投資のためには、予算や利益など収支について詳しく計画を立てることが必要不可欠です。
収支計画を作ったら不動産会社に相談をして物件の見学をし、理想に近い物件があったら買付証明書を提出して、値引き交渉などをおこないます。
その後、ローン審査、売買契約、決済という通常の順序で進めていき、引き渡し後は管理会社を決めたり賃貸募集のための作業をおこなったりしていくのが、一連の流れです。
事業用不動産の購入によって得られるメリットとは
事業用不動産を購入すると、税金対策に役立てられるのが大きなメリットで、減価償却費による所得税の節約や相続税の節約ができます。
また、銀行から借り入れができれば、決して大きな額の自己資金がなくても不動産投資を始められるメリットがあります。
ローンを利用して事業用の不動産を購入する場合は、無担保ローンと比較して低い金利で借り入れが可能です。
もうひとつのメリットとして挙げられるのが、事業用の不動産は継続的に得ることのできる利益、すなわちインカムゲインによって安定した収入が得られる点です。
事業用不動産の購入によって考えられるデメリットとは
事業用不動産を購入する際には、デメリットについても把握しておくことが大切です。
最初に物件を購入する必要があるため投資金額が高額になる点がデメリットのひとつで、税金や設備投資のための費用も用意しておかなければなりません。
不動産を所有する場合に忘れてはならないのが、災害リスクです。
万が一のときに備えて、火災保険や地震保険に加入しておくとともに、どれぐらいのリスクを被るのかを試算しておきましょう。
また、事業用の不動産は流動性が低い特徴があり、現金が必要なときに売却してもすぐに売れるとは限らず、現金化に時間がかかる点がデメリットです。
まとめ
事業用不動産の購入の流れは通常の不動産と変わりませんが、収支計画を作成して事業をおこなううえでの予算や利益についての把握が必要不可欠です。
メリットだけではなく、投資金額の大きさや災害リスク、流動性の低さなど、デメリットにも目を向けて購入を決めるようにしましょう。
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