フリーランスが事務所可物件を借りる!メリットや注意点を解説
フリーランスで仕事をする方のなかには、事務所可の賃貸物件を自宅兼事務所にするケースがあります。
仕事場と自宅が一緒になると魅力的な点がある反面、仕事に影響を及ぼす問題点もあります。
そこで、 フリーランスが事務所可の賃貸物件を契約するか検討している方に向けて、判断材料になる魅力や問題点、注意点について解説するので、ぜひ参考にしてください。
フリーランスで事務所可物件を借りるメリット
フリーランスの仕事場を事務所可物件を借りて自宅兼事務所にするメリットは、3つあります。
1つは、費用を抑えられる点です。
自宅と事務所を分けると両方の家賃や光熱費が発生しますが、自宅兼事務所にすることで費用を抑え、仕事で使っている部分を経費として計上もできます。
2つ目が、仕事場までの移動時間を節約できる点です。
移動時間がかからなければ、その分の時間を仕事やプライベートに時間をあてることができます。
最後が、家事との両立ができる点です。
仕事の合間に家事ができるため時間の効率が良いです。
事務所から自宅に帰ってからでは疲れて家事をするのが大変になるでしょう。
フリーランスで事務所可物件を借りるデメリット
事務所可物件を借りて自宅兼事務所にするのは、魅力がある一方デメリットもあります。
デメリットであるポイントは、プライベートと仕事のメリハリを付けるのが難しいことです。
家事を合間におこない、移動時間もかからないですが、仕事場とプライベート空間が同じ場所にあるとオンとオフの切り替えが困難になります。
次に、自宅が仕事場だと来客を呼びにくいことです。
仕事場であってもプライベート空間の一部である点には変わりないため、クライアントとの打ち合わせに使用するのは気を使ってしまう方もいます。
また、登記場所を自宅にしていると社会的信用度が低いことも問題なポイントです。
事務所を借りて信用を得るケースが多々あります。
業種や企業の規模によっては自宅兼事務所でも問題ない場合があるので、仕事相手や職種によって検討しましょう。
フリーランスで事務所可物件を借りるときの注意点
事務所可物件を借りるときには注意点が2つあります。
1つは、賃貸条件で事務所の使用を認めている物件か確認することです。
事務所の利用がNGとしている物件もあるため、入居したあとに勝手に事務所にしてしまうとトラブルになってしまいます。
2つ目が、フリーランスが事務所可物件の入居審査を通るのが難しいことです。
大家さんは、家賃滞納がないリスクが少ない相手との契約を希望するため、収入が安定しておらず仕事が切れる恐れがあるフリーランスには入居審査が厳しくなりやすいです。
審査を通りやすくするためには、収入や貯金額などを見せて支払い能力があることを証明できるようにしましょう。
まとめ
フリーランスで自宅兼事務所にするのは、出費を抑えて仕事やプライベートに時間をあてられます。
ですが、社会的信用度が低いため大手など相手によって契約が難しくなるでしょう。
仕事への切り替えも困難な場合、収入にも影響します。
また支払能力が低ければ、入居審査も通りにくいので注意してください。
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