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シロアリ被害を受けた家の売却方法と注意点について

シロアリ被害を受けた家の売却方法と注意点について

売却する家がシロアリの被害を受けていて、困っている方はいらっしゃいませんか。
ここではシロアリ被害の内容や、シロアリ被害を受けた家を売却する方法、売却するうえでの注意点について解説します。

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売却における家が受けるシロアリ被害とは

シロアリとは蟻ではなくゴキブリの一種で、被害を受けることで価値を下げる天敵ですが、自然界においては倒木を食べて森を守る益虫です。
シロアリの被害による建物への影響として挙げられるのは、耐久性が下がり耐震性を損なうことです。
シロアリの被害そのものが家を損壊させるものではありませんが、シロアリ被害により耐震性を失った家は、資産価値が大幅に下がります。
シロアリは湿気の多い場所を好みます。
そのため雨漏りがある家は、木材を湿らせることで腐り始めた木材がシロアリの好物であるため、シロアリが発生している可能性が高いのです。
雨漏りがある場合は必ずシロアリの被害がないか調べましょう。

シロアリ被害を受けた家の売却方法とは?

シロアリの被害を受けた家を売却する方法には、3つの方法があります。
一つ目は、シロアリを駆除、家を補修して売却する方法です。
シロアリを駆除して、シロアリの被害を受けた部分をすべて修繕して売却する方法です。
駆除や修繕の費用が高額になり、売却が成立しても赤字になる可能性があります。
二つ目は、古家付き土地として売却する方法です。
シロアリ被害を修繕せず、そのままの状態で「古家付き土地」として売却する方法です。
建物は取り壊す前提で売却するので、売却対象は土地のみとなるため、契約不適合責任は免責にできます。
三点目は、家を解体して更地で売却する方法です。
建物を解体して更地として売却する方法です。
土地として売却するので、買手が見つかりやすい反面、解体費用が必要です。
また、更地は固定資産税が宅地のときの6倍となるため、更地にして買主がみつからないまま年が変わると大きな負担となります。

シロアリ被害を受けた家を売却する際の注意点について

シロアリ被害を受けた家を売却するうえでの注意点が2つあります。

シロアリ被害を受けた家であることを隠さない
宅地建物取引業法では、売却する物件にシロアリ被害を受けた事実を買主へ報告する義務があるとしています。
シロアリ被害があるにも関わらず、買主に報告しない場合、契約不適合責任を問われます。

シロアリ被害を受けた家は売却するのに時間がかかる
シロアリ被害を受けたことを買主へ説明しなければならないことや、シロアリ被害があることを嫌がる方もいらっしゃるため、買手が見つかるまでに時間を要します。
通常の物件よりも不利な条件での売却となる点を念頭に置いて、売却活動をしましょう。

シロアリ被害を受けた家を売却する際の注意点について

まとめ

シロアリ被害によって家が受けるダメージは、耐久性の低下により耐震性が損なわれて、家の資産価値が大きく下がることです。
シロアリ被害を受けた家の売却方法には、駆除と補修して売却、そのままの状態で古家付き土地として売却、家を解体して土地として売却の3パターンあります。
売却時の注意点は、シロアリ被害を隠さない、売却に時間がかかる、の2点です。
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